うつ病の転職・退職談

長期間働ける?_うつ病に向いてる仕事5選をうつ病当事者に聞きました。

状況が改善して復職を考えていませんか?
  • 現在うつ病の療養中で、睡眠導入剤の量や内容が軽くなった
  • 日中服用する抗不安薬もお守り程度に持っているだけで、服用していない
  • 日中は意欲的に運動や読書をしたり、外出も定期的にしている


このように、うつ症状が少しずつ寛解に近づいてきた方がいらっしゃるかと思います。

症状が軽くなってくると「働くこと」「再就職」「仕事」が頭によぎったことはないでしょうか。

症状が軽くなってきたから、少しずつ働く気力が出てきた。

でも次はどんな仕事をしたらいいのだろう、どんな職場ならこの病気と付き合いながら働けるだろう。

なるべくうつ病の再発は避けたい。

どんな仕事や働き方がいいのか迷いますよね。

この記事では、少しずつ「働くこと」を考え始めたうつ病をお持ちの方へ向けて「うつ病が仕事を選ぶ基準」「うつ病におすすめの仕事5選」を解説します。

えぬ

本記事は執筆にあたりうつ病当事者にインタビューした上で作成しています。

障害者雇用を探すなら障害者向け転職エージェントを利用しましょう。

オススメの障害者向け転職エージェントはこちらの記事で紹介しています。

大手勤務の障害者が選ぶ障害者向け就活サイトおすすめ5選_障害別のオススメ求人サイトを紹介します。

うつ病が仕事を選ぶ基準

まずはうつ病に向いている仕事の基準を解説します。

規則的な労働時間

労働時間は固定された時間の仕事を選ぶようにしましょう。

シフト制や深夜・早朝勤務がなく、出退勤の時間が決まった仕事は生活リズムが整いやすいです。

うつ病再発防止には安定した生活習慣のリズムと、睡眠が何よりも大事です。

「明日は8時出勤だから6時に起きればいいけど、明後日は7時半出勤なので5時半に起きないといけない」ということが頻繁にあると、寝る前に緊張して上手く寝つけなくなりますよね。

睡眠導入剤を飲んで上手く入眠出来たとしても、緊張から朝早くに目が覚めたり、夜間何度も覚醒したりする可能性は高くなります。

睡眠のお薬の程度が軽いものになったのに、また一段階上のものに戻ってしまったら「やっぱり良くならないのかな。」と不安になりますよね。

質の良い睡眠は規則正しい生活習慣から、です。

まだ昔のように無理はしなくても大丈夫。まずは自分の生活リズムに合う、労働時間が守られた職場を選びましょう。

マニュアルや就業規則が正しく守られている

マニュアルがあり、担当者がわかりやすい仕事・職場を選びましょう。

わからないことはこの部署のこの人に聞く、この時はこうする、など予測がある程度できると安心して働くことができます。

その時に任せて判断・実行をすることが多い仕事は、常に速い判断を求められることになります。

判断をすることは、脳の中で常にたくさんの情報処理をおこなっている状態です。

たくさんの情報処理をすればするほど、脳に疲れがたまっていき、うつ病再発の原因となります。

わかりやすいマニュアルがあり、それが守られているところであれば、安心感を持って働くことができます。

就業規則もしっかり守られている職場であることも望ましいです。

休憩も保証されている職場だと、頭をクールダウンさせることができ、気分のリフレッシュになります。

休日もちゃんと決められていれば、うつ病の定期的な通院も安心してできますよね。

不特定多数の人と関わらない

1人か、少人数で出来る仕事や職場を選びましょう。

主にサービス業や営業、接客はなるべく避けたいところです。

たくさんの人と関わると、神経を思った以上に使います。

関わる相手が「お客様」であれば、なおさらですよね。

予約制のお店であれば、誰が何時にくるか予測できます。

ですが、いつ誰がくるのか予測ができない、相手によっては対応を変えたりしないといけない仕事は、かなりの精神的負担になるでしょう。

社会的スキルが上がったり、人とのコミュニケーションで気疲れをしなくなった時にサービス業などに挑戦してみるといいですね。

うつ病の症状が軽くなっている現段階では、1人で作業出来たり少人数で組む仕事が望ましいです。

うつ病におすすめの仕事5選

ここからはうつ病をお持ちの方におすすめの仕事を5つご紹介します。

ここで注意をして頂きたいのですが、この仕事だったら絶対に大丈夫だというものではありません。

なぜなら、職種は合っていても職場の環境が合わない場合、うつ病の再発につながるからです。

会社の体質が体育会系で、根性が求められるものだったりすると仕事内容が合っていても、職場へ行くことが辛くなります。

仕事内容と職場環境を合わせて仕事を考えていきましょう。

1.倉庫作業

配送センターなどで出荷準備、荷物の積み下ろし、在庫管理

指定された商品を保管された場所から出してピックアップしていく
肉体労働である(フォークリフト、ハンドリフトを使う所もある)
1人作業が基本
扱う商品が大型のものになる職場もあります。
ご自身の体力を考えて職場を選択するとよいでしょう。
また、冷暖房が効いていない倉庫内での作業が多くなるので、体調管理には気をつける必要があります。

2.工場作業

商品の組み立て、梱包、検品をおこなう
やるべきことが明確でわかりやすく、担当制が多い
職場によって作業内容やスピードに差がある
今やるべき仕事が目に見えてわかりやすく、マニュアル化されているものが多いです。
黙々と作業をしたい方に向いています。
職場によってはスピードやチームワークを求められるところがあるので、ご自身に向いているかどうか事前に調べておく必要があります。

3.一般事務

データ集計、入力、資料の作成、ファイリングなど

決められたことをしていくが、業務内容は職場によって様々

職場環境によっては人間関係で悩むことがある

ひとくちに一般事務といっても、職場によっては業務内容が多岐にわたります。

マニュアルや就業規則がしっかり守られているところであれば、大きなストレスにはなりにくいでしょう。

職場のルールが曖昧だったり、雰囲気が悪いところは避けたいですね。

4.ネットショップの運営業務

店舗とネット通販を展開しているショップでの仕事

商品撮影やバナーなどのデザイン

購入者とのメールでのやり取り、問い合わせの対応

クリエイティブな1人作業がある

ウェブに関する基礎的な知識が必要

一般事務の業務内容を更に幅広く展開した業務です。

基本的な業務と、クリエイティブなことが出来る(ウェブライティング、ウェブデザインなど)人材が歓迎されます。

業務内容によっては1人で担当するものもあるので、集中して作業が出来ます。

5.在宅ワーク

自宅で1人で仕事が出来る
職種はウェブライター、ウェブデザイン、プログラミング、軽作業(シール貼り、封筒へのチラシ封入など)など
業種は幅広く、専門知識が必要なものから単調作業まで様々
雇用される形態もあれば、個人で受注するなど働き方はたくさんあります。
業種も幅広く、どのような働き方をしていくかは自分自身で選ぶことが出来ます。
ですが、「どのような仕事をしたいか」「どんなスキルが自分にあるか」などご自身の方向性や強味を把握しておかなければ、迷いが出てきやすいものでもあります。

以上5つの仕事をご紹介しました。

ご紹介する前に注意点として説明したように、この仕事だったら絶対に大丈夫だ、というものではありません。
職場の環境で働きやすさは左右されるからです。

うつ病の症状がある程度回復し、やりたい仕事で条件が合っていたとしても、以下のような職場は避けましょう。

うつ病が避けるべき仕事
  • 長時間労働
  • ルールはあっても守られない会社


これらのポイントに当てはまる職場は、うつ病が仕事を選ぶ基準と全く正反対のものです。

仕事を意識するようになると、焦りが出てくるかと思います。

ですが、焦らないことが一番重要です。

今日1日を大事に、今に目を向け、小さな目的を持って過ごしてみてください。

仕事の相談は専門家のアドバイスをもらう、焦る気持ちを聞いてもらうなど必要な支援を受けて、1つずつできることを積み上げていきましょう。

Youtubeで障害者の悩みを解説!
Youtubeはこちら
Youtubeで障害者の悩みを解説!
Youtubeはこちら