- クローズ就労をしてるけどクビにならないか心配している。
- クローズ就労は違法というウワサを聞いたけどホントは?
クローズ就労が違法なのか真実を知りたくありませんか?
これまで障害者からの相談を300件以上受けた私が解説します。
この記事ではクローズ就労をしている人はもちろん、これからクローズ就労を考えている人にクローズ就労の真実を解説します。
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クローズ就労は違法なのか?
結論は違法ではないがトラブルになる可能性があります
障害のあることを伝えた状態で就労するのが、オープン就労といい企業に伝えずに就労するのが、クローズ就労と言います。
言わずに就労しても違法な行為とはなりませんが、障害を持つ方が働く上で避けては通れない障害があることを伝えるか伝えないかについてです。
クローズ就労で就労した場合は、企業側としては何も聞いていない状況になるので、万が一障害を持っている事が気づかれた際に雇用状態や周囲の健常者と比べ仕事内容や接し方などのような対応になるのかが分からずトラブルになる可能性があります。
また、クローズ就労で働いた当人も周囲の方との働きやすさや仕事内容などで上手く行かずトラブルに繋がる可能性があります。
クローズ就労のメリット
健常者と同じ給料がもらえる
一つ目に挙げられるのが給料面です。健常者と同じ給料が貰えるという事です。
健常者と障害者枠で就労してる方とでは給料の額が大きく変わっていきます。なぜなら健常者と障害者枠での仕事の内容が変わるからです。障害者枠での就労の場合、健常者よりも仕事の内容が負担になり過ぎないよう配慮されます。ですので、健常者に比べて仕事の量なども抑えてくれたり、できないことは無理にやらないように配慮された状態で仕事ができます。それにより収入の違いが出てくるのです。
一般的に障害者枠の平均年収250万円と言われており、健常者の平均年収360万円と言われています。
障害者枠の平均年収と健常者の平均年収では、約100万円以上の違いがあるのが分かります。企業側は障害者の方を雇う時に仕事内容などを含め配慮をして雇わないといけないと言う事もあり健常者に比べ平均年収が低い事が考えられます。
生活するのに欠かせない収入を多く貰えるのはクローズ就労の大きなメリットです。
収入が増えれば生活水準が上がり生活が豊かになるため多少難しい仕事でも頑張って働こうと思えるほどの魅力があります。
オープン就労に比べて求人数が多い
二つ目は仕事内容の幅が広がる事です。
オープン就労に比べてクローズ就労の方が求人数が多いからです。
なぜなら、健常者と同じだけ様々な求人から選ぶ事ができるからです。
多くの企業が様々な仕事内容の求人を出していますが、障害者の方が働ける環境というのは健常者の方と比べるとどうしても少なくなってしまいます。なぜなら障害者枠で雇うとなると企業側もそれに合わせた対策に投じなければなりません。その結果、健常者の求人数と比べると障害者枠での求人数が少なくなってしまうのが現状です。
ですので、クローズ就労で仕事を探すと求人数が増えて出来る仕事内容の幅が広がります。仕事内容の幅が広がれば当然給料や待遇が良い会社に働ける可能性も広がりますし、自分自身のやりたい事を仕事にできる可能性も大きくなります。
仕事にやりがいを感じ毎日楽しく働ける可能性も広がります。選択肢が増えてご自身で自由に決められるようになるので、好きなことを仕事にしたい、自由な選択肢から選びたいと考えている方にはクローズ就労のメリットになります。
クローズ就労のデメリット
必要な配慮がされない
一つ目に挙げられるのが仕事上での必要な配慮がされないという事です。
配慮というのは事情を踏まえて気遣いのこもった取り計らいをすることです。伝えていないと周囲は障害があることを知らない為、障害者の方の特性上の困ったことが起きても誰も配慮することができないという事です。配慮がされないということは仕事面でも様々な弊害が生まれてきます。例えば精神障害を持つ方で病気の状態は人それぞれですが、普通の人より落ち込みやすかったり、考えすぎてしまったりする傾向があります。周囲の配慮がなくクローズ就労で働いた場合とてもストレスを感じてしまい、仕事のパフォーマンスが落ちたり、周囲とのコミュニケーションが取れなかったりすることで仕事に弊害が生まれてきます。
また、健常者と同じ雇用形態で働く事になるので、病気に対しての配慮はなく、周囲と同じ仕事の量や仕事の内容、質が求められます。
障害の特性上苦手と感じる仕事内容も「この仕事は苦手なので外してほしい」と伝えるのが難しい場合もあり周囲と同様にこなしていかなければなりません。
ノルマや残業などその他業務は職種により課せられる課題はそれぞれ違いますが、それがストレスの原因や周囲とのトラブルになる可能性もありますので必要な配慮のないクローズ就労のデメリットです。
人間関係に支障が出る。
二つ目は人間関係に支障が出るということです。
周りの方は障害を持っていると言う事を知らないため日常的なコミュニケーションも悪気はなく取りますが、病態によってはコミュニケーションを取るのが難しい場合もあり人間関係に支障が出る可能性があります。企業や集団で働く上でコミュニケーションは必ず必要になります。人と接するのが苦手という方はクローズ就労ですとストレスも感じやすく、デメリットになります。
また、普段から病院に通院している事があっても通院で休みを取る時に周りの理解を得られない可能性があります。理解を得ようと説明すれば必然的に周囲に病気のことを知られる事にもなります。発達障害など障害の特性上、苦手な仕事を任されても上手くいかず周りに迷惑をかけてしまう可能性があり、その状況にストレスを感じ退職してしまうケースも少なくありません。伝えていないと周囲に迷惑をかけているんじゃないかと思ってしまう状況もあり人間関係に支障が出るのも一つのデメリットです。
クローズ就労をおすすめできる人
病気が比較的軽く、周りの配慮が必要としない方におすすめできます。
なぜなら、健常者と同じように働く事ができるからです。中には病気の事を打ち明けたくない。周りに偏見を持たれたくないという方もいらっしゃると思います。まずは、現在のご自身が周りの配慮が無くても生活ができるのか、仕事や新しい環境へのストレスは問題ないのかを把握してから「クローズ就労」か「オープン就労」どちらにするのかを選択するのがおすすめです。また、どうしてもクローズ就労がいいという方は、企業によって休暇制度や福利厚生がしっかりと整っている職場もあります。障害に不安はあるけどクローズ就労で働きたいという方は、休暇、福利厚生の整っていて、長く働けそうな職場がおすすめです。
クローズ就労をおすすめできない人
働く上で病気に対する配慮が必要な人にはおすすめできません。また、日頃から通院が必ず必要で仕事を普通の勤務時間に働けないなども同様おすすめできません。
仮にクローズ就労で働いたとしても、周囲の方に心配されたり、気づかれてしまい、そこからストレスに繋がる可能性もあります。周りの配慮や病気が重く通院の機会が多く、周囲と同じように働くのが難しいと感じる方はおすすめできません。
可能な限りはオープン就労がいい。
クローズ就労では、給料や求人数など働くうえで沢山のメリットがありますが、その場合健常者と同じ仕事内容が求められますので、仕事の内容のハードルが上がります。さらに必要な配慮はされず人間関係に支障が出る可能性もあり障害により仕事が難しい場面が出た際のストレスが大きいので可能な限りはオープン就労の方で就労する事をおすすめします。クローズ就労で働く事を選んだものの人によってはストレスが大きく早期退職になってしまったり、退職後もメンタルを壊してしまい二次被害に繋がる可能性があります。
初めから伝えておく事で周りは配慮して過ごしてくれるので、仕事でのストレスは少なくなり、ストレスが無くなることは障害者の方の日常生活を送る上でとても大切なポイントです。仕事だけではないので、日々を豊かに元気に過ごす為にも可能ならオープン就労をおすすめします。
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