- ASDだと人生終了だと言われてるけど本当?
- ASDでも人生を楽しむ方法を知りたい。
ASDだと就職活動や恋愛でハードルが上がり人生終了という話を聞きますよね。
この記事ではASD当事者に向けて「ASDでも人生を楽しむ方法」を解説します。
これまで300名以上の障害者の相談にのってきた私が解説します。
この記事を読めばASD当事者が人生を楽しむ方法が分かります。
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ASD(アスペルガー)だと人生終了の理由
ASD(アスペルガー)は発達障害の一つです。
会話において空気を読むことが難しくコミュニケーションをとることが苦手だったり、興味や行動に強いこだわりを持つことが、特性として挙げられます。
そのため人間関係を築くのが難しい場合が多く、人生終了だと感じてしまう方もいるようです。
そのように言われる理由についてご紹介します。
恋人ができにくい
ASDの方は、人間関係を築くことが苦手であるため、特に複雑な人間関係である恋愛において、苦戦する場合が多いです。
またASDの方は、依存症になりやすい傾向があるといわれています。これはある一定の規則性のあるものにのめり込みやすく、こだわりが強いといった特性とつながっています。
恋愛においても自分の気持ちやこだわりが先走り、相手の気持ちを考慮して行動するということも苦手なために、相手を過度に束縛してしまいます。また独特な感覚を持つことの多く、受け入れてもらえなかった経験が重なると、一度自分を受け入れてくれた人に対しては、認めてもらえた、この人は特別な存在だ、という気持ちになり、依存や執着に結びついてしまいます。
またASDの方は、持ち物や食べ物、生活習慣といった行動について、強いこだわりを持つ傾向にあります。自分が興味を持ったものへは時間を忘れ没頭する、日常生活の行動パターンがルーティン化されているといったことがあり、自分のこだわりやルールから外れた出来事があるとパニックを起こしてしまいます。そのため柔軟性のある行動が苦手で、デートの際にも、スケジュールが変更になるとパニックを起こしてしまうことがあります。
このような特性から、恋人ができにくいと言われています。
仕事が上手くいかない
ASDの方は、仕事においても向き不向きの幅が大きいです。
特に、人との関わりが苦手であることはASDの特徴の1つとなっており、職場においてもコミュニケーションでトラブルが発生することが多いです。そのため、こまめなやり取りが必要な業務や、電話対応など柔軟なコミュニケーションが必要な業務には向いていません。
社内の人間関係においても、雰囲気を察したり、暗黙の了解を理解することが苦手であるため、周囲に理解者がいない状況では孤立しやすく、ストレスを抱えてしまう場合があります。
またルールに則った行動に強いこだわりを持つ傾向にあるため、臨機応変に都度適切な対応が求められるような業務も苦手な方が多いです。
一方で興味を持ったことへは高い集中力を発揮でき、他の人が見落としてしまう細かい間違いに気づけたり、ロジカルに思考することが得意なため、このような特徴が活かせる仕事を見つけることがおすすめです。
コミュニケーションが取れない
ASDの方は、コミュニケーションにおいて、相手の表情や言葉のニュアンスを汲み取ることが苦手です。そのため思ったことをそのまま口にしてしまい、悪気が無いのに相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。
本音と建前を区別して理解することなども難しく、うまく人間関係を築けなかったり、コミュニケーションエラーによるトラブルに繋がってしまうことがあります。
このようなことから、職場において孤立してしまう方も多く、周囲に理解者がいる環境や、必要最低限のコミュニケーションで仕事ができる環境を選ぶことが、能力を発揮する上で重要になります。
ASDがあっても幸せに生きる方法
ここまでご紹介した内容を見ると、ASDの方は困難が多く生きづらさを感じてしまうかと思いますが、幸せに生きる方法ももちろんあります。
障害者雇用で働く
障害者雇用とは、障害のある方が特性に合わせた働き方をすることで、能力を発揮できるよう、企業や自治体が障害のある方を雇用する制度のことです。
障害を理解してもらった上で、必要な配慮を受けながら働くことができる点が一般雇用と比較した際の大きなメリットになります。
法定雇用率により、規模の大きい企業ほど障害者雇用の採用人数は多いです。そのため、大手企業では職場に同じような障害を持った方がいたり、周囲からの理解が得やすい、制度が整っている等、働きやすい環境である可能性が高いです。
就労移行支援事業所に通う
就労移行支援事業所とは、障害のある方が就職に向けたサポートを受けることができる場所です。
就職に必要なスキルを身に着けられたり、就職活動におけるサポートを受けることができます。また、安定して働き続けるために必要な、生活リズムを整え規則正しい生活を送る訓練や、グループワークなどによるコミュニケーションスキルの向上など、働く上で土台となるスキルの向上も目指せます。
就職に必要な準備をしっかりと行うことができるため、就職への不安が大きい方には終了移行支援事業所の利用がおすすめです。
理解している人を見つける
ASDの方は、対人関係においてストレスを感じることが多く、周囲からの理解を得られずに、うつ病や睡眠障害など二次障害を患ってしまう方もいます。
そのため、周囲に理解者がいることが重要になります。まずは自分の特性を理解すること、家族やサポートしてくれる支援団体なども活用することで、より自分の特性理解を深めることもでき、生きやすい環境を築くことに繋がります。
当事者会に入って仲間を作る
理解者を得たり、相談しにくい悩みを打ち明けられる場として、当事者会に参加するというのも一つの方法です。
当事者会とは、障害など同じ悩みを抱えた人同士が集い、相互理解や支援をし合う集まりのことです。
支援機関やSNSを通じて集まる場合が多く、交流会として集まるものもあれば、ワークショップや勉強会などを開催している場合もあります。
そのため、悩みを共有できる人と出会えるだけでなく、より有益な情報共有の場としての活用も進んでいます。
今ではオンラインでの開催なども増えており、気軽に参加しやすくなっています。
当事者同士だからこそ理解できる悩みを共有することで、日常では出会えない理解者を得られる可能性もあります。
ASDでも幸せになれない事はない
ASDを抱えていても、幸せな人生を送ることはもちろん可能です。
困難に出会う場面も多いですが、自分を理解し特性を生かせる環境に身を置くことや、理解者と出会えれば、充実した人生を送ることができます。サポートを得られる機関や団体なども多くあるため、不安を感じたときや悩んだときは、一人で解決しようとせずに必要なサポート受けることもおすすめです。
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