- 親や周りに障害者との結婚を反対された人の話を聞きたい
- 障害者との結婚を考えているけど反対されないか不安
障害者と健常者がする際に出てくる問題は親や周りに結婚を反対される事です。
親や周りに歓迎されるのなら問題ありませんが、反対される場合もあります。
この記事では「障害者との結婚を反対された女性の体験談」を紹介します。
障害者との結婚を反対された、考えている健常者はもちろん、障害者自身にも読んで頂きたい記事です。
障害者との結婚を反対された女性の体験談
今回は発達障害をもつご主人をもつ健常者の女性Aさんに体験談を語って頂きました。
- Aさんは48歳、ご主人は51歳
- ご主人の診断名は発達障害(自閉症スペクトラム)
- Aさんたちは20年前に結婚したのですが、当時ご主人は「抑うつ神経症」と診断
相手の病気を知ったのは結婚前でした
ご主人の本当の診断名が「発達障害(自閉症スペクトラム)」であることを知ったのは、ご主人が44歳のときでした。
確かに言われてみれば、時々「なんか変だな」という行動はありましたし、会社での評価がかなり悪いことも気になっていました。
また、口頭指示がなかなか入らないこと、2つのことを同時に行うことができないことなど、単なる「抑うつ神経症」ではないのかも、と思うこともありました。
Aさんが発達障害のことについて臨床心理士の学会等で学ぶと、ご主人の言動がなんだか当てはまるような気がしてきました。
ご主人がある日、「自分はなんだか発達障害のような気がする」と言ってきたので、Aさんは「本棚に発達障害の本があるから、読んでみたら?」と勧めました。
実際にご主人が本を読んでみて、「病院に行ってこようかな」とつぶやきました。
Aさんも「行ってきたら?」と言って新しい病院に送り出したところ…
ご主人は発達障害です。
とハッキリ言われて帰ってきました。
そして、その段階で障害者手帳も取得しました。
日常生活含めて交際期間、結婚してから困った事、気を付けている事
交際期間は1年半とそんなに長くなかったため、さほど困ることはありませんでしたが、かなりのアニメオタクであったため、グッズが部屋中転がっていました。
Aさんと一緒に暮らすようになってもアニメのフィギュアを来客者に見えるところに堂々と並べていたため、それらはしまってもらうようお願いしました。
また、友達のように過ごす分には問題ないのですが、ベタベタしようと思うと、感覚過敏からか「触られるのが嫌だ」と言われ、困った記憶もあります。
他にも、Aさんが似合いそうなお洋服を見つくろっても、自分のスタイルを決して曲げることなく、外に出かけるときは絶対にチノパンと作業着。
電車やバスに乗るときも同じ格好。
最初のうちは辟易していましたが、「まぁご主人とは言っても他人だしな…」と割り切ることで自分を納得させました。
気を付けている事と言えば、価値観が大きくズレていても、Aさんに迷惑がかからない限りは「他人だから仕方ない」と割り切るようにすること。
それから、お手伝いをお願いするときは、「お皿洗いして」だけ言うと本当にお皿しか洗わないため、「箸とお皿とフライパンを洗って」と具体的に洗ってほしいものを言うようにも気を付けています。
また、Aさんが感情的になって怒ると「怒られた」という記憶しか残らず、結局何を怒られたのか覚えていないため、冷静に物事を伝えるにしています。
プロポーズした(された)時に不安はなかったか?
Aさんがプロポーズをした当時27歳だったため、不安というよりは「これで結婚しなかったらもう結婚できないのではないか」という思いの方が強かったのが本音です。
また、「抑うつ神経症」は「神経症」なのだから、重い病気ではないしと思っていたのもあり、さほど不安は感じていませんでした。
両家や周りからの反対はあったか?あった場合はどのように解決したか
ご主人の家族からの反対はありませんでしたが、Aさん自身の家族からの反対はかなりありました。
Aさんの家族は「抑うつ神経症」というものがよくわかっておらず、「なぜ精神の病気の人と結婚しようとするのか、そういう人と結婚すると、あんたがその人を養うことになるよ」と言っていました。
しかも、当時のAさんの家族は「精神病=おかしい人」という固定観念を持っていました。
Aさんは、結局家を飛び出していく形で無理やり同棲し、結局婚姻届を出してしまうという強硬策に出ました。
自身も病気を持っていましたし、臨床心理学を学んでそれを活かして仕事をしている最中だったので、精神病への偏見が許せなかったのもあります。
最後は「勝手にしなさい」という形で、両親が結婚を認めざるをえない状況にもっていきました。
まとめ
Aさんがたまたま臨床心理士で、発達障害の特性を勉強していたこともあって、ご主人の特性を理解することに関してはさほど難しくはありませんでした。
ただ、家でまで仕事をしている気持ちにはなりたくないため、ご主人とは友達感覚で接するようにしています。
「自分は自分、他人は他人」と思って接すれば、障害者でも冷静に接することはできます。
特性を知り、程よい距離をとりながら接していれば、障害者のご主人とでもうまくいくのではないかとAさんは思います。
上手に凸凹が合えば、何とかなるのではないかなとAさんは考えています。
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