- 障害者雇用の手取りは実際いくら?
- 障害者雇用を考えているけど本当に生活できる給料がもらえるか心配している。
障害者雇用で入社しても手取りが低いと生活は苦しいし趣味などに使うこともできませんよね?
この記事では障害者雇用で働いている人はもちろん、これから障害者雇用で働こうと考えている人に向けて「障害者雇用の手取りと対処法」を解説します。
これまで300名以上の障害者の相談にのってきた私が解説します。
この記事を読めば、障害者雇用の手取りと少なかった場合の対処法が分かります。
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障害者雇用の平均年収
一般労働者全体の平均年収約375万(平均月収31万2千円)に対し、障害者雇用の平均年収はとても低いのが現状です。
以下に障害者雇用の平均月収をまとめました。
身体障害者 | 21万5千円 |
精神障害者 | 12万5千円 |
知的障害者 | 11万7千円 |
身体障害者を比べても一般労働者全体の平均月収を下回っていますが、精神障害者・知的障害者になるとさらに半額程度の月収になっています。
この金額では、給与だけで生活するのはとても難しいことがわかります。
障害者の給料が低い理由
障害者の給与が低い理由は、3つの理由があります。
障害者雇用ならではの「業務内容」「雇用形態」「勤続年数」から理由を考えるとわかります。
ここからは具体的な例を解説します。
清掃や軽作業など単純作業が多い
障害者雇用の業務内容は、清掃や軽作業など単純作業が多くなっています。
障害者は個人により様々な特性があり、人によりできる仕事・できない仕事の内容はかなり違います。
しかし単純作業であれば、障害の内容に関わらずスキルの習得もそこまで必要ではなく、責任も重くないため、すぐに仕事に取りかかることができます。
そのため、障害者の仕事内容には単純作業が多くを占めているのです。
正直、誰にでもできる・とても簡単な仕事だけでは、なかなか高い給与は望めません。
契約社員やアルバイトが多い
障害者雇用の雇用形態は、契約社員やアルバイトが多くなっています。
実は障害者雇用全体の離職率が平均して高いため、就労を操作しやすい雇用形態で募集している企業が多いのです。
ちなみに契約社員とは、労働日数や勤務時間は正社員と同じでも給与雇用期間の定めがあり、期間限定の雇用形態のことです。
アルバイトとは、一日3時間労働など短時間労働ができ、契約社員よりも自由度が高い働き方のことです。
どちらも、正社員ではないため障害者雇用の給与は低くなってしまいます。
求人情報を見ても、障害者雇用には「契約社員」や「アルバイト」といった文言がよく見られます。
勤続年数が短い(離職率が高い)
障害者雇用の勤続年数は平均的に短く、離職率が高くなっています。
平成30年度障害者雇用実態調査を見ても、身体障害者は10年2月、知的障害者は7年5月、精神障害者は3年2月と平均勤続年数が短いことがわかります。
離職率の高い理由としては、人間関係の難しさや健康状態の悪化、仕事内容が合わないなどがあります。
企業側としても、仕事を教えたり入社の準備を行ったのにも関わらず短期で辞められてしまうと、コストの方が多くかかる結果になってしまいます。
平均的に勤続年数が短く定着しにくいという事実から、障害者雇用の給与を低く設定している場合が多くあります。
障害者雇用の給料で一人暮らしはできる?
障害者雇用の給与で一人暮らしは可能です。
ただし、家賃や物価の高い都会のど真ん中などは避けるなど、住む地域にもよります。
また、障害者雇用の給与だけでは余裕のある生活は送れません。
現在、障害者雇用でも一人暮らしをしている人は給与に加え障害年金を受給している、もしくは健常者と変わらない給料をもらっていると考えられます。
ただやはり障害があっても、自分で働いたお金で「自立して生活してみたい」と思いますよね。
障害者雇用でも十分な給料をもらう方法
自立した生活を送るために、障害者雇用でも十分な給料をもらう方法を紹介します。
満足のいく給与をもらう方法は、3つあります。
大手企業の障害者枠で働く
大手企業の障害者枠で働くことで、障害者雇用でも十分な給与をもらうことができます。
障害者雇用促進法により、従業員一定数以上の規模の事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を法定雇用率以上にする義務が定められています。
大手企業は障害者雇用枠での求人経験が豊富なだけでなく、健常者と同じ給与をもらえたり福利厚生がしっかりしているなど安心して働けるホワイト企業が多くあります。
大手企業の障害者雇用求人は、「障害者向け求人サイト」を使って見つけるのが近道です!
スキルを身につける
自分にしかできない仕事をするためにスキル身につけることも、満足のいく給与をもらう方法です。
資格やプログラミングの勉強をし、自分の市場価値を高めて専門職に就けば、一般労働者と変わらない給与をもらうことができます。
自分の特性を考え、自分にできるまたは興味があるスキルは何なのかを検討してみてください。
昇進、昇格する
現在の職場で昇進、昇格することも満足のいく給与をもらう方法です。
資格のために勉強することはどうしても時間がかかったり、新しい仕事が今の仕事以上に自分に合うかは実際に働いてみないとわからない不安もあります。
現在の慣れた職場で昇進、昇格の見込みがあるのであれば、チャレンジすることが給与をアップさせる最短の方法といえます。
満足のいく給与をもらうことは自立だけでなく、仕事や人生のやりがいにもつながります!
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