どうも
今回は障害者×出世をテーマに話します。
「障害者は入社できても出世はできない?」
「障害者でも出世はできる?」
と障害者が働く上でよく出てくるキーワードです。
私も就職活動を始めてから入社数年目まで障害者って本当に出世できるのか?と考えていました。
結論を言うと「出世」はできます。
私の会社でも持病があっても役職を持っている社員はいます。
就職活動でよく「障害者でも出世はできますか?」と質問が出てきますし、企業側も「障害者でも出世はできます」と答えます。
本当に?
あからさまに障害者は出世できないと答えると企業のイメージダウンになるから嘘を言ってるのでは?
と思うかもしれませんが、実際に障害者でも出世はできます。
ここで「障害者でも出世できるのか~」と思い記事を読むのをやめてもらっても構いません。
ただ1つだけ言っておきます。
「出世=良い事だけではありません」
ここからは実際に障害者サラリーマンとして私が働く上で感じた「出世=デメリットかも?」といったお話をしていきます。
気になる方はここまま読み続けて下さい。
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そもそも出世の意味は?
そもそも出世って何ですか?
辞書で調べると「世に出て地位を上げ世間的に名が知られる身分」といった内容が出てきます。
初対面の人に「なんかエライやつだな」と思われるようになることです。
東大出身と聞くと「すごいやつ」「頭のいいやつ」と感じるとの同じです。
一般的な階級は平社員→主任→係長→課長→部長→専務、取締役と続いていきます。
会社によっては「グループ長」「センター長」なんかも出てきますが、だいたいこんな順番で偉くなっていきます。
出世のメリットは「部下が増える」「権限が大きくなる」「給料が上がる」・・・・だいたいこんな感じですね。
これだけ見ると良い事ばかりに思うかもしれませんがデメリットもあります。
出世するほど会社の中でも価値も上がるので必然的に周りから頼られる、相談される場面が増えます。
そうなると忙しくなり結果的に労働時間が増えます。
人によって考え方が違うと思いますが「労働時間が増える=辛い、しんどい」と感じる方が多いのでデメリットとして挙げています。
本当に出世したい?
出世してリーダーや管理職になっても世間的にワークライフバランスを重視する流れになっているので出世しても有給休暇を消化したり、残業せずに帰ることは可能です。
むしろ今の時代で出世したら月100時間以上の残業が毎月続いたとか普通の企業だったら会社からNGを出しますよ。
とはいえ100%ではありません。
リーダーや管理職になると業務の幅が広がり必然的に業務量が増える傾向にあります。
(もちろん部署によって違ってきますので一概には言えません)
今この記事を読んでるあなたに問います?
そもそも出世したいですか?
出世するほど部下、権限、給料が増えるのは間違いありません。
その分だけ会社の中でやりたい事を実現しやすくなります。
とはいえ労働時間が増えワークライフバランスを犠牲にするのはあなたにとって幸せですか?
労働時間が増えた事で肉体的、精神的に負荷がかかり身体を壊す可能性もあります。
私はどこかの意識高い系が言うように「今の時代は出世なんてコスパが悪い!出世を狙うより副業しろ!」とか出世を否定するつもりはありません。
出世するのは実力がある、もしくは周りから必要とされる人材です。
出世した瞬間は幸せを感じるでしょう。
ただ出世する事が目的なら出世した瞬間の幸せを感じた後は辛い毎日になるかもしれません。
私は容易に出世したいとは言いません。
私の場合は障害の影響で体力が少ないため労働時間が増えると必然的に身体に負担がかかり障害が悪化する可能性があるからです。
ただ給料を増やしたいから出世したいだったら副業で収入を得る方法は簡単にあります。
むしろ出世を目指すよりも副業を頑張った方が収入は上がります。
私はいつも一般的な幸せではなく自分にとって幸せな選択を心がけています。
なので出世のデメリットを理解した上でそれでも出世したいと思ったら出世を目指します。(もちろん目指したら出世できる保証はありませんが)
もし昔の私のように出世を気にしている障害者がいるなら今一度あなたにとっての幸せを考えてから目指してはいかがでしょうか?
仕事も遊びも頑張りたい
以上、出世について持論をお話ししましたが、「正解」はなく結果的に自分がどう生きたいのか次第だと思います。
私は仕事とプライベートを両立したライフワークを生きていきたいです。
仕事ももちろんやりますが、残業続きで家族や友人と過ごす時間がないのはいやです。
毎日疲れて帰ってきて週末は疲れを取るために寝てばっかりは嫌です。
今の会社はライフワークを大事にしているので残業が続いたり、仕事が忙しすぎて休日に出勤する事はありません。
さらに体調面でも気遣って頂けているので障害者である私も満足できる環境でパフォーマンスを発揮できています。
もしこれを読んでいるあなたの会社が自分の障害に合わないのであれば転職する事をオススメします。
障害者であるにも関わらず無理な環境で働き続けると心身のどちらか、もしくは両方が壊れていき働けなくなるかもしれません。
そんな壊滅的な状況になる前にすぐにでも今の会社から脱出すべきと思います。
もちろん年収や職種といった条件に当てはまるとは限りませんが求人ページを見ると今よりも条件のいい会社があるかもしれません。
私は転職をしたことがありませんが、過去に転職本を読んだときに転職アドバイザーに頼らず1人で転職活動を行うのは非常に苦しいと書いてありました。
たしかに転職初心者が1人でやるとなれば情報収集から自分1人で始める必要があり手間がかかります。
オススメの障害者向け転職エージェントは【障害者向けオススメ就活サイト5選】障害別のオススメ求人サイトを紹介します。で紹介しています。
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