「恋人がほしいけど異性との交流が少ない」
「好きになるタイプを知ることで恋人ができやすいと考えている」
「他のアスペルガー当事者がどんな異性を好きになりやすいか知りたい」
こんな悩みありませんか?
この記事ではアスペルガー当事者の方に向けてアスペルガー当事者が好きになるタイプを解説します。
この記事で紹介するデータはSNSでのアスペルガー当事者の方へのアンケート、実際の当事者へのインタビューを元に作成しています。
当事者にきくアスペルガーが好きになるタイプ3選
今回は本記事を書く前にアスペルガー当事者に好きになるタイプについてアンケートを取りました。
アンケート結果は次のとおりです。
このグラフを見る限りだとほとんど差がなく当事者によって好きになるタイプは異なります。
今回はアンケートにあった3つのタイプについて詳しく解説します。
自分から話題を振ってくれる人
アスペルガー当事者の中には雑談などコミュニケーションが苦手な方が多いです。
そのためデートでの会話はもちろん、仲良くなるための会話で苦労してしまい気になる異性がいてもアプローチできない人もいます。
また会話の話題選びが苦手なため、せっかく勇気を出して自分から話題を振っても相手にはピンとこず沈黙になってしまう場合もあります。
その点、相手が「自分から話題を振ってくれる人」なら相手が出してくる話題に対して喋るだけなのでコミュニケーションが楽です。
そういった安心感からアスペルガー当事者が好きになるタイプとして「自分から話題を振ってくれる人」が挙げられます。
聞き上手な人、優しい人
先ほどとは反対に会話が苦手な人の特徴として自分の話を一方的にしていまう人もいます。
中には沈黙が耐えられずに自分から話しかけるも何を話すればいいか分からずに自分が話せる話題を一方的にしていまう場合もあります。
相手によっては反応が悪かったり、それとなく避けれられる場合もありますが聞き上手な人で反応がいいと受け入れてくれたと感じてしまいます。
そして受け入れてくれる異性の事を好きになってしまいます。
こういった背景から「聞き上手な人、優しい人」も好きなタイプとして挙げられます。
仕事や趣味など共通の話題がある人
先ほどの2つまでは多くは自分もしくは相手の話したい話題が中心となります。
その点、仕事内容や趣味など共通の話題がある場合はお互いが話しやすくなります。
そのため仕事内容や趣味など共通の話題がある異性との会話が弾み好きになってしまうケースもあります。
特に共通の趣味があればデートにも誘いやすく、一緒に楽しむこともできます。
アスペルガー当事者に多い恋愛傾向
アスペルガー症候群の人の恋愛傾向は、その特性ゆえに
- 依存性が強い
- こだわりが強い
上記の2種類に分けられます。
依存性が強いとは、こだわりが強いとは、どのようなものなのか。
それぞれの特徴と注意点を説明していきます。
依存性が強い
アスペルガー症候群の特性として、人との距離間があまり理解出来ないため、相手を上手くコントロールしたいという欲望が強く出ます。
例えば、自分ではそのようなつもりがなくても、相手との距離が近すぎてしまう。
相手の思考を読み取れず、相手のことばかりを考えて合わせてしまう、などでしょう。
実はこれらは、相手を意のままにしたい欲望であり、コミュニケーションを正しく円滑に取れていない証拠です。
しかも、恋愛関係に陥るとその執着心はさらに強くなり、恋愛相手に依存する状態も多くなります。
加えて、相手のためを思って尽くそうとする反面、思い通りにならないと様々な問題を起こす場面もあるでしょう。
一途のように見える行動も、相手との距離を積極的に詰める行動も、自身ではどのようにコミュニケーションをとって良いかが分からないのが原因です。
それゆえに依存性が強くなる傾向を、覚えておきましょう。
こだわりが強い
アスペルガー症候群の特性として、約束や両者で決めたルールを完璧に守ろうとし、変更に対応できないこだわりの強さがあります。
そもそもアスペルガー症候群の人は、法則や規則できちんと決められている状態に安心を感じるのです。
そのため、ルールが少しでも崩れてしまうとひどく困惑し、混乱する傾向があります。
約束事というのは、相手との間で決めたものです。
時と場合によっては、やむを得ず守れないことや、破ってしまうこともあるでしょう。
相手が故意に約束を破ったわけではないと説明した時でも、きっと納得がいかないのがアスペルガー症候群の特性です。
それゆえに、大きくもめてしまう可能性があるのを覚えておきましょう。
アスペルガーだと恋愛が上手くいかない理由
人との距離感や感情を読みづらいアスペルガー症候群の人は、その特性から恋愛が上手くいかない場合もあります。
多くの理由としては、他愛もない雑談に興味が持てないことや、距離感を誤ることが原因でしょう。
ではここから、アスペルガー症候群の人の恋愛が上手くいかない原因2つについて説明していきますね。
雑談が苦手でコミュニケーションが難しい
アスペルガー症候群の人は、会話そのものに関しては問題なくできるのです。
けれども、相手の言葉をそのままの意味で受け取ってしまう傾向があるため、言葉の意図を勘違いしやすく、傷つきやすいでしょう。
つまり会話において必要な、相手の表情から読み取れる感情や、発言のトーンや語尾から相手の気持ちを察することが難しいのです。
また、自分の感じたことをその場面や状況に関係なく正直に発してしまう場合があります。
伝えたいことを遠回しに伝えるのが難しく、言い方が直接的すぎてキツくなったりしてしまいがちです。
例え他愛のない雑談であってもトラブルを招いてしまうことから、コミュニケーションが難しい現実が分かるでしょう。
相手に依存してしまう
アスペルガー症候群の人は、先ほどから何度も伝えているように相手に依存しすぎる傾向があります。
これは、相手との関係性以前の話で、例えば片思いの段階でも相手の反応を考えずにアプローチし続ける。
相手を好きであるがゆえに、相手のすべてを知りたいとの気持ちから、相手につきまとってストーカーと思われてしまう。
なども起こり得ます。
また、交際や結婚まで進んだ場合でも、パートナーのことが好きという気持ちに一直線になりすぎることがあるのです。
まとめ
以上からアスペルガーが好きになるタイプはコミュニケーションが取りやすい異性だと分かります。
アスペルガー当事者の多くが異性だけでなく同性であっても会話自体にハードルを感じる人がいます。
そのため会話しやすいと感じる異性は好意を持ちやすいです。
気になる異性が会話上手、もしくは聞き上手だったらいいですが違う場合は雑談力などの本を読んだり事前に話す内容を台本で整理して異性と会話できるのがおすすめです。
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