- 障害者枠で働くとみじめに辛いのは本当なのか?
- 障害者枠で働いているけど周りの健常者と比べてみじめと感じてしまうけど、どうしたらいい?
障害者枠に対してみじめというイメージを持ったり、実際に働いててみじめと感じたりしませんか?
この記事では仕事に悩む障害者に向けて「障害者枠がみじめと感じる理由と対処法」を解説します。
これまで200名以上の障害者の就職相談にのってきた私が解説します。
この記事を読めば、障害者枠に惨めと感じても前向きに働ける方法が分かります。
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障害者雇用が惨めと言われる理由
障害者雇用枠で働く人々の中には、障害者雇用であるがゆえに「惨めだ」と言われる経験を持つ人が少なくないことが現状です。
では、なぜ障害者雇用は惨めだと言われやすいのでしょうか?
一般的に障害者雇用が惨めだと言われる理由には以下の4点が挙げられます。
- 給料が安い
- 単純作業の職種が多く、将来的なスキルアップが望めない
- パートや契約社員が多くて不安定である
- 障害者雇用なのに配慮されない
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
給料が安い
厚生労働省が公表している「平成30年度障害者雇用実態調査」によると、平成30年5月の障害者枠の平均賃金は、身体障害者は21万5千円、知的障害者は11万7千円、精神障害者は12万5千円、発達障害者は12万7千円となっています。
つまり、これらを12か月分として年収を計算すると、身体障害者は約260万円、知的障害者は約140万円、精神障害者は約150万円、発達障害者は約150万円となります。
平成30年時点での一般雇用における平均年収は約306万円とされているため、比較すると明らかに障害者雇用者の給料が安いことが分かります。
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単純作業の職種が多く将来的なスキルアップが望めない
障害者雇用枠での仕事は単純な作業中心のものが多く、スキルアップを望めない実態もあります。
障がい者総合研究所が行った「キャリアアップに関するアンケート調査」によると、障害者の約8割が、キャリアアップすることに関心があり、「仕事の幅を広げること」を重視している人が多いとされています。
一方で、障害者雇用で就職した人の雇用形態では、正社員の割合は4人に1人と低く、9割以上は役職に就いていません。
障害者が一般会社で働くと契約社員やパートが多いです。
また、「昇進・昇格していない」という回答は8割以上であり、自身のキャリアへの満足度についても「過半数が満足していない」ということが明らかとなっています。
単純な作業の繰り返しを毎日行うことや、役職に就くことができないことは、将来的なスキルアップにつながらず、「障害者雇用が惨めだ」と言われる一因となっています。
専門スキルや資格がない障害者の中には清掃作業や倉庫業といった単純作業が多いです
害者が一般会社で働くと契約社員やパートが多いです。
実際に就労移行支援事業所で働く支援員さんに聞くと企業から評価されやすい資格は次の通りです。
- MOS
- 簿記
- 英語系
- CAD
詳しくはこちらの記事で解説しています。
パートや契約社員が多くて不安定である
障害者雇用枠で働く人の中にはパートや契約社員としての採用が多いことが現状です。
パートの場合は、シフト制であることが多いため、毎月のシフトの入り方によって収入額に変動があります。
手当や福利厚生等も、長期で働くことを前提とした正社員と比較すると対象にならないものも多くあり、経済的に不安定となりやすい働き方といえます。
パートは正社員に比べると収入や福利厚生の面で負けてしまいます
専門スキルや資格がない障害者の中には清掃作業や倉庫業といった単純作業が多いです
害者が一般会社で働くと契約社員やパートが多いです。
また、契約社員の場合は無期雇用転換とならない限り、最長5年までしか同じ職場にいることができず、契約の度に職場を転々とすることとなりかねません。
「パート」や「契約社員」としての働き方はどちらもデメリットが多い働き方であり、「惨めだ」と感じてしまうことにも頷けます。
では、なぜ障害者雇用枠で働く人は「パート」や「契約社員」となってしまう場合が多いのでしょうか?
主な理由としては「離職率の高さ」が挙げられます。
厚生労働省が公表している「障害者雇用の現状等」(2017年)によると、就職後3か月時点で離職している障害者は3~4割であり、早期退職してしまう障害者が多いことが明らかとなっています。
ただし中には障害者でも大手企業の障害者枠に正社員で働いている人もいます。
障害者雇用なのに配慮されない
「障害者雇用である」ということに対して周囲からの理解が得られない場合や、配慮されない場合も存在します。
それだけではなく、障害者雇用であることがいじめに発展する場面も多くあります。
厚生労働省が公表している「使用者による障害者虐待の状況等」(令和2年度)によると、障害者虐待の通報・届け出のあった事業所数は401事業所であり、障害者虐待の通報・届け出の対象となった障害者は1408人だとされています。
さらに虐待が認められた障害者数は498人とされています。
障害者雇用における様々な法律の整備が進む一方で、障害者へのいじめや嫌がらせ行為等は無くなっていないことが現状です。
障害者雇用が惨めと感じたらやるべきこと
障害者雇用であるがゆえに、惨めだと言われる理由には「給料が安い」、「単純作業の職種が多く、将来的なスキルアップが望めない」、「パートや契約社員が多くて不安定である」、「障害者雇用なのに配慮されない」といった4点が挙げられることが分かりました。
では、障害者雇用により惨めだと感じた場合は、どのように対処したらよいのでしょうか?
障害者雇用が惨めと感じたらやるべきことは次のとおりです。
- 転職エージェントを使って転職を検討する
- 資格を取得して自信をつける(スキルアップをする)
では、順に見ていきましょう。
転職エージェントを使って転職を検討する
現在の仕事内容や雇用形態、職場環境に対して納得いかない場合や、辛い思いをしている場合には、選択肢の1つとして「転職」を考えることをおすすめします。
その場合には、転職エージェントを使って転職を検討するのが良いですが、転職エージェントにも多くの種類があります。
では、どのような転職エージェントを使うのが良いのでしょうか?
障害を持っている場合、職場環境や業務内容によって就労できるかどうかが左右されることも多く、転職活動がスムーズに進まないことも実態として挙げられます。
そのため、「障害者就労」の成功率を高めるためには障害者向けである「障害者就職特化型エージェント」を選ぶことをおすすめします。
さらに「障害者就労特化型エージェント」を利用することにより、選考の通過率が上がるだけでなく、「職場探しから入社後までサポートを受けることができる」といったメリットもあります。
一方で、「障害があることを企業に非開示で働きたい」といった「クローズ就労」を望む方は、「障害者就職特化型エージェント」ではなく、「大手エージェント」などの障害者積極採用求人が豊富な転職エージェントを使うことをおすすめします。
おすすめの障害者向け転職エージェントはこちらです。
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資格を取得して自信をつける(スキルアップをする)
障害を持ちながら就職や転職をする場合、雇用側は「その人がどのような能力や技能をもっているのか」についての判断が難しい場合があります。
それにより、仕事内容が「あまりにも簡単すぎる業務」や「単純な作業の依頼」となってしまい、障害者雇用が惨めだと感じる一因となりかねないのです。
そのため、資格取得やスキルアップは就職や転職をする上で非常に有利となります。
資格取得やスキルアップは、客観的は能力の証明として説得力があり、信頼性も高く、就職や転職の際のアピール材料となるのです。
そして何といっても、資格を持つことは自信に繋がります。
資格を取得することやスキルアップすることで自信をつけることにより、「障害者雇用が惨めだ」と感じる場面も少なくなることが期待できます。
一方で、資格を取ることは容易ではなく、努力をしなくてはなりません。
資格取得のための教材にかかるお金や、勉強するための時間も必要となります。
特に仕事をしながらの資格取得は、本当に努力が必要となるでしょう。
ですが、その過程で「資格取得に向けて頑張り続ける」経験をすることが、自分の中での確固たる自信に繋がるのです。
そのため、資格を取得することやスキルアップをすることは、障害を持ちながらも働く中で強い自信を生み出すのです。
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